「25年間、入れ歯専門技工士として、入れ歯作り一本でやってきました。毎朝・毎夕行なわれるスタッフミーティングで、ドクターから精密技工の指示がでます。それにしたがって、あう入れ歯を作るわけです。患者さんと挨拶したとき、患者さんの表情や笑い方のクセ、話し方のクセ、シワのつき方などの情報から、少しでも入れ歯作りに反映させることができれば、さらに良い入れ歯ができると確信しています。私はつねに患者さんの入れ歯のことを考えています」笑顔を絶やさず、やさしく語るのは、歯科医師達クリニックの入れ歯専門の技工士です。患者さんの顔の特徴をつかんでいるからこそ、入れ歯を作る作業の中で、「患者さんにあう入れ歯」のイメージが湧いてくるのです。「血の通った入れ歯」というと、少しオーバーかもしれませんが、歯科医師達は、こんな気持ちを込めて入れ歯を作っているのです。挨拶などを通して患者さんの特徴をつかんでしまう、入れ歯専門の技工士がいる、というだけで心強いのです。チームプレーが、うまくいって初めて、患者さんが納得できる入れ歯ができるのです。