大人の条件とは何か

2010-12-21

若い人たちの中にも、すでに包容力を持ち合わせている人はいることだろうが、それは少数派に属するだろう。互いに包容力のない未熟な者同士が結婚すれば、その行く先は見えている。だから、結婚を決意するにあたっては、もっと精神的な成熟度のほうも考えて結婚年齢をじっくり考える必要がある。ただし、自分がいったい精神年齢からいって結婚に適しているかどうかは、自分ではなかなか判断できないものだ。私にも人にいわれてようやく自分の幼児性に気づくことがある。「精神年齢を考えなさい」というセリフをはくのは、自分ではなくいつも他人のほうだ。しかし、ここでいう精神年齢というのは、そう固く考えることはない。自分で自分の行動に責任を持てる自信があればそれでよいのである。最近、ある昼間のテレビを見ていたら、「大人の条件とは何か」という質問に百人の人が答えていた。それによると、大方の一致した意見は、「自分で自分の責任がとれる人」に集約されていた。たしかに、子どもは自分で自分の責任はとれない。自分自身の行動に対して責任の持てる人間になった時が、精神的な意味での結婚適齢期なのだろう。