独りになる時間はとても貴重

2011-04-21

私にとって、独りになる時間はとても貴重です。一切、人と接触しなくてすむ時間をもつことは、自分を護るために必要なもの。昔、ある映像の仕事で、十何人もの子役たちと女優・俳優のヘアメイクをしなければならないことがありました。子どものパワーとエネルギーはすごいもの。半年間のドラマの撮影でしたが、十何人分の子役たちのパワーが押し寄せ、加えて女優・俳優のヘアメイクもあるのですから大変などというレベルではありません。しかも泊まり込みが続いて、仮眠室で寝ては朝早くから仕事にかかるという日が増え、精神的な疲弊もピークに達していきました。しかし、どこに行っても完全にひとりになれる場所がない。どうにもしようがなくなって、閉所恐怖症にも関わらず、着替え用のひとり分のロッカーの中にこもり、立ったまま精神を休めていたことがあります。